K子さん
K子さんと会った。K子さんの本業はアフリカのナントカ語の通訳とか音楽を紹介するお仕事で、一年のほとんどをツアーやアフリカに出掛けられていて、いない。
副業として、彼女はスピリチュアルヒーラーをしている。
わたしは、昨年の初夏に初めてK子さんに会った。
昨年の夏は参っていた。とうの昔に忘れたはずの、終わったはずの恋の、別れの理由を必死に探し、その残像に苦しめられていた。完全否定された記憶が何故か蘇り、「なぜわたしじゃダメだったんだろう…」そんなことを毎日毎日考えていた。何事も余裕ができたり、元気になり始めた頃が一番危ない。
自分の存在意義を完全に見失っていた。この先、生き続けることはできないかもしれない、そう思っていた。
そんなことを知ってか知らずか友人から紹介され、軽い気持ちでアポを取った。
そういう人とは、縁がなければ会えないらしいので、とりあえず約束だけ、と思い。
約束の日、その日は珍しく台風が上陸し、朝から大荒れの天気だった。「縁がなかったかな」そう思っていると、約束の時間の1時間前にきっちりと雨も風も止み、空が晴れた。
その日はチャネリングとやらをしてもらい、その後意気投合し、オーラソーマやヒーリングまでしてくれた。
あれは不思議な体験だったな。ヒーリングは目を閉じて座っているわたしの後ろでK子さんは、たぶん手を翳したり、気を送ったり?みたいなことをしていたんだと思う。
わたしは悲しい訳でもないのにただただ目から滝の様に涙が流れていて、終わった後、本当に嘘みたいにスッキリした気分になった。言葉にするのは難しいが、大いなる愛の存在を感じた、というか。大げさに言うと。
チャネリングについては、賛否両論あると思う。信じる信じないも個人差がある。
わたしは何事にもニュートラルでいたいな、と思う。けれど、K子さんが発する言葉は人をHAPPYにさせる言葉ばかり。それはとても大事なことだと思う。
初めてのチャネリング中ドキリとした言葉がある。「これは、罰じゃない」K子さんが「そう言ってるけど意味わかる?」と聞いてきた。
わたしにはその言葉の意味がすぐにわかった。だって、ずっと心の中で思ってきたからだ。「わたしは罰を受けているんだ」と。そう思いながら生きてきた。
スピリチュアルな世界が本当でも嘘でもわたしにはどっちでもよく、ただわたしはその日その一言に救われた。たぶん、それでいいんだと思う。
帰り際K子さんは笑顔で言った。「今度はこんな風になる前にきてね」と。わたし、よっぽど重症だったのかしら?
その日待ち合わせにずいぶんと遅れ、心配して待っていてくれた男友達のH君とS君は、わたしを見てビックリしていた。「なんかオーラが輝いて見えるんだけど!お前何してきたの?」と…。フフ、恐るべしK子さん。
二度目に会ったのは、今年の初め。「そろそろ来る頃だと思ってた」とK子さんは笑っていた。昨年K子さんに会って以来、元彼との悪夢にうなされることもなくなり、すっかり平穏で健やかな日々を過ごしていたにも関わらず。「K子さんに会わなければ」なんとなーくそう思い、訪ねて行った。そして春にオーラソーマのワークショップでお会いし、K子さんと会ったのはその三回だけだ。
そのK子さんが今年の夏に電撃結婚をした。またしても、先をこされた…。が、それを聞いた時、心から良かったな、と思った。春に会った時に少し苦しんでいるように見えたから。
そんな忙しいK子さんから縁あって?連絡が入り、今週二人でお茶をした。
コンサルテーション以外で会うのは初めて。結婚した人はみんなそうだけど、安堵感が垣間見える。「オーラソーマ一番効いたのはK子さんでしたね」わたしがそう言うと、K子さんは大きく頷いて笑っていた。
でも、普通にお茶をするのも大変そうだった。どうも声が聞こえてしまうらしく、その度にわたしにメッセージを伝えてくれた。またそれもなんか納得してしまう内容だから、すごい。
わたしだけじゃなくたくさんの人にギフトをくださるK子さん。どうぞお幸せに。
もちろんわたしもすぐに報告しますよー。
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